お友達のMくんの8歳のお誕生日のパーティーに招待された。午後から楽しいことがあるとわかっているので、ティラノがご機嫌で助かった。朝、言われる前に自分から机にむかってスイスイと宿題をこなした。先日、母が買ってくれたゆかた(港南台高島屋でおととし購入、一万何千円かだったと思う。藍色の地にぼたんの柄がはいっているもので、わたしのとっておきの一枚)を着てみたら、今年何枚も買ってしまったチープなゆかたとあまりにも着心地が違うので、びっくり。夏が終わる前に着ておこうと思い、今日も袖を通した。楽天で購入したミンサー織の半巾帯(「あらたまの遅日亭」 http://www.rakuten.co.jp/minoya/)も、前回よりも上手に締められてよかった。帯の端が織ったままになっているけれど、かがったほうがいい、、、んだよね。かがり方をご存知の方、よかったら教えてください。

集まった家族は、私たちともう一組の母娘を除いて、某O社の駐在のご家族。現地校や育英学園などでご一緒している仲間。そのうち数名の方は、日本で夏休みを過ごし、先週末にこちらに戻られてばかりで、時差ぼけからくる眠気に苦しんでおられた。新年度のクラス分けやESL(English as a Second Language; 英語が母語でない人のための英語のクラスのこと。費用は税金でまかなわれるので、公立の学校に通っていて、授業時間内、もしくは授業時間外に授業を受けても無料ですむ)のことが、母親たちの話題に。うちの子供たちの行く学校のESLの先生はイテーヨ先生という。バースデイボーイのMくんは一昨年、うちのティラノと現地校で同学年(育英では一学年下)のMちゃんは昨年イテーヨ先生に教わっていた。一昨年のMくんのクラスには10人以上もESLの生徒がいて、Mくんのママ、Rさんが授業をのぞきにいったときには、教室が騒然としていてイテーヨ先生がキレる寸前だったとか。Rさんはイテーヨ先生は「きびしい先生」という印象だったそう。昨年ESLを取っていたMちゃんのママ、Sさんによると、昨年は5,6人しかいなかったので、そうひどい状態ではなかったとか。ティラノはキンダーに上がる前にYMCAの幼稚園などに行っていて英語に問題はないと見なされたので、学校でESLのクラスに入ったことはないが、今年はスコミムスがイテーヨ先生にお世話になることになっている。スコミムスは学校という場ではシャイになってしまうので、先生やお友達と打ち解けたりするのには時間がかかるかもしれない。入学前のテストでも"I don't know."と答え続けたので、「この子はもう一年入学を遅らせたほうがよいのではないか」と言われたほど。幼稚園の担任の先生も、「私たちが話し掛けても、言葉ではなく、唸り声やしぐさで返事をする。もう一年私たちのところに置くことができたら、ゆっくりと見守ってあげられる」と優しい言葉をかけていただいた。でも親の目から見て、オツムがワルイわけではなく、どちらかというと性格と慣れの問題なのではないかと思ったので、強引にキンダーへ行かせる判断をしたというわけ。Rさんのお話の様子から、イテーヨ先生は気分にムラがあって、優しいときと怖いときとに落差があるらしい。スコミムスがよい一年を遅れるように祈る。

通常のクラス分けは、新年度の始まる直前になると学校の前に掲示される。担任の先生に不満がある場合、学校が始まる前に、校長先生に直談判すると先生をかえてもらえるのだそう。月曜日にでも見に行って、評判の悪い先生になっていないか、チェックしなくっちゃ。Sさんによると、Mちゃんの先生は、来年度に一緒のクラスになりたいお友達はいないかどうか聞かれたそう。SさんはMちゃんがクラスになじめていないので、先生がかわいそうだと思ったのではないか、とおっしゃった。うちのティラノのクラスでは、そんな話は聞かないぞ。ティラノがなじんでいるからなのか、先生の考え方の違いなのか。

Rさん、パーティーにたいへん趣向をこらされていた。最初は地下室で宝探しゲーム。しばらく遊んだあとは外でスイカ割。またしばらく遊んで、〆はピニャータ(伝統的なものでは馬(?)みたいな動物の形、最近では人気アニメのキャラクターなどの箱の中におかしを詰めておき、木の枝などからつるしたピニャータをこどもが順番に棒でたたき割り、こぼれ落ちてきたおかしを早い者勝ちで拾うというもの)。O社製デジカメでパーティーの様子を撮影されていたSさんは、おかしを拾う子供たちの様子をカメラ越しに見て「あさましくて、いい絵にならない。」帰るときには、ポケモントレーディングカードゲームをお土産にいただいて、子供たち、またもやエキサイト。何枚持っていても、ほしいものなのね。好きなものというのは、そんなものなのかも。自分の子どもというのも、かわいいから、何人いてもいいかもって思うもんね。今の世の中では非現実的だけど。

グイ「あいー、あいー、あいー」