ティラノの学校は昨日はじまったが、スコミムスのキンダーガーテンは二日遅れの明日から。今日は少人数のグループで、先生と対面して教室の中を案内してもらう集まりがあった。お手洗いの使い方、自分のロッカーの場所などを、ゲーム形式で確認した。まるっきり”にっぽん”な夏休みを過ごしていて、ティラノの友達が遊びに来たときと、バンバリ−のプールに行ったとき、あとはテレビ以外にはほとんど英語の環境にいなかったスコミムス。ESLのイテーヨ先生がやんわりと話し掛けても、表情はこわばって、あまり言葉が出てこない。担任のティーピー先生とは初対面。周りの評判は「まあまあ。優しいよ」、第一印象は、評判どおりかな、というところ。悪くはないけれども、特別に「すごく子供たちを愛している。どの子、どの親からも指示される素晴らしい先生」という感じでもなかった。ティラノのキンダーのクラウス先生は服装、髪型、化粧どれをとってもケバかったのではじめは???と思いましたが、すばらしい先生でした。YMCAでティラノもスコミムスもお世話になったリーヴス先生は、わたしが知る中では最高の先生。包み込むような暖かさがあって、理解があって、かといって甘すぎることはなく、他方、従わなくてはならないルールをきちんと指導できるけれども決して子供を怖がらせない。こどもの有り余るエネルギーに振り回されて疲れきってしまって不機嫌になってしまうとか、そういうところは見たことがない。夕方になると疲れが出て、怒鳴りながら息子に宿題をやらせているわたしには到底及びもつかない領域だと思う。ティーピー先生と打ち解けて、スコミムスがよい一年を過ごしてくれたらいいなと思う。ちなみに昨日会ったティラノの新しい先生、ダニカン先生は、評判が悪い。会ってみたら、あまり笑顔をみせない、背の高い細長い感じのおばあさん先生だった。こりゃ、はずれだね。