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昨日、ティラノ、スコミムスのはじめてのサッカーのゲームだった。ティラノのチームの試合では、コーチのジャコモから指名されて、リフレッシュメントを持っていく当番だった。オレンジをたくさん切って、紙ナプキンやごみ袋など、不足がないように一生懸命準備した。ティラノはがんばっていたけど、ボールのはるか後ろを追うのに精一杯。もっと前に出ろー!試合が終わって、用意したオレンジを振舞おうとしたら、コーチが「ふつう、ハーフの休憩のときに出すんだよ」だって。わたしがはじめて参加するって知ってんだから、教えてくれればいいじゃーん!大量のオレンジは、その場では二切れ食べてもらっただけで、ほとんど全部残ってしまった。みじめ〜。気を取り直して、スコミムスのゲームの場所へ移動。キンダーガーテンの女の子どうしの試合。ティラノのときとスピード感が違う。っていうか、ルールをわかっている選手があまりいない。やる気なさそうに、ボールが転がっているのとは全然違う方向を向いて、指をしゃぶっている女の子たち。「一回でもいいから、ボールをキックしてね」とスコミムスにハッパをかけた。あっちのゴールにボールを入れればいいんだよ、というのをスコミムスがどこまで理解したかは不明だけれども、とにかくボールを追う集団の後について、よく走ってくれた。気がのらなかったり、疲れたり、集中が続かなかったりすると、すぐに「はあ〜、わたしつかれちゃった」というスコミムスが、サッカーの試合では思いのほかたくさん走ってくれたのに感激した。ついでに、売れ残ったオレンジも、トリケラが配って歩いてくれ、、また試合が終わってすっかり落ち着いたティラノががつがつと食べてくれたので、試合が終わるころには全部なくなっていた。普段は家でごろごろして時間を過ごしている我が家にしてはめずらしく、健康的な日曜日だった。