All about me day

Chicka Chicka Boom Boom (Chicka Chicka Book, A)
 うちの住んでいる地域では、キンダーのクラスで、一年に一度、自分がスターになれる一週間がある。今週はスコミムスがスター。親が教室を訪問して、子供本人のこと、家族のことなどをクラスのみんなの前で紹介する。ティラノのときは別の学校だったけれど、同じようなことをやった。あのときは、めちゃくちゃ力がはいっていて、花咲かじいさんのお話を自分で英訳して紙芝居にした。われながらエライなー。
 スコミムスはMy favorite TV show is ______, My favorite activity is ______., My favorite toy is _____ など、何を聞かれても全部ポケモンになってしまう。なんてこったい。ティラノといつもポケモンカードゲームをやっているせい。少しは気取らなくちゃということで、わたしが教室を訪問するときにはバイオリンを持っていった。一通りの自己紹介を終えたあと、「むすんでひらいて」を演奏。みんなが知らない曲だったし、スコミムス本人の緊張もほぐれていないのでミス多発。曲が終わっていないのに、ちょっとした隙にみんなが拍手しはじめてしまった。それでもスコミムスは懸命に最後まで演奏した。楽器演奏につづいて、大好きな"Chicka Chicka Boom Boom" の音読。スコミムスと聴衆に見やすいように本を開いて、スコミムスと声をあわせて、わたしはさかさまに英文を読んだ。途中でpileupという単語が逆さまから見て、突然読めなくなってしまって、たっぷり3秒くらい静寂が教室を支配してしまった。それを除けば、まあ、うまくいったんじゃないかな。様子を見に来ていたESLの先生は大感激していた。「スコミムスは、ものすごく練習したようね!!!」ってお目めが星になっていたもん。挙句に、「今日のESLにおかあさんも参加して、もう一度、スコミムスと一緒にチカチカブンブン読んでくれない?」ときたもんだ。
 疲れちゃったけどね、こういうのはクラスの中で自分のこどもがどうしているのかを見るのに絶好の機会だし、こどもたちの前で絵本を読むの、好きなんだよね。
 このページをのぞいたスコミムスが「どうして(私の好きな)チカチカ、ワンツースリーが載ってないの」というので、ついでに続編を。Chicka Chicka 1, 2, 3 (Chicka Chicka Book, A)