先生がお産でお休みに入られる前の、最後のレッスン。今度の土曜日は育英でお楽しみ会があり、会に各家庭から持ち寄るデザートを作るなどの用事があって慌しいので、わたしも子供達と一緒に見ていただいた。
 ティラノはミュゼットの後半部分を先週見ていただいたばかりなのに、最後の5分のところで、次の曲のさわりの部分まで教えていただいた。わたしと同じ気質のティラノ、ころころと気分がかわるので、新しい曲に次々と出会って、こういうときにはとてもご機嫌。
 スコミムスはクリスマスのうたとかすみか雲かを持っていった。先週、かすみか雲かの途中までだったので、今週は、最後まで通るところまでこぎつけた。A線で弾くところが多い中、E線がちらりとでてきてまたA線に戻るというパターンに苦労しているよう。
 わたしは「タイスの瞑想曲」の2回目。前回よりはいくらか曲らしくなったかな、というつもりで行ったけれども、先生がお手本を示してくださったら、その演奏の迫力にびっくり!わたしがイメージしていたよりもずっとテンポが自由で(つまり遅くなったり、速くなったりの幅が広い)、強弱のレンジも広い。先生は、テンポ感と強弱の組み合わせで、もう表現がすっごく豊かなの!
 G線のハイポジションでビブラートたっぷりで弾く部分、先生のようにもっと「出そう」と思うんだけど、思うようには弾けない。まずビブラートがかけられない。G線のハイポジションはひじをかなり巻き込んだような格好になるので、可動範囲がせまい。それにわたしの手が固い。音がごりごりして汚い。たったの一小節の間に急激にクレッシェンドとかも、思っているよりも遅れてしか、ふくらんでこない。貧弱だー。


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