選抜クラス

 ティラノ、Gifted and Talented Childのプログラム初日。Giftedは天賦の才能があるという意味で、talentedはある特殊な分野で優れた才能があるということ。これは先日話題にした統一テストの結果や担任の教師、親の推薦で、認定テストを受けて、試験にパスした子供(上位3%)だけが入れるプログラム。昨年の終わりごろに、”あなたの子供が昨年の統一試験の結果をもとに推薦されているけれども、受験したいか”という手紙が学校から来たのに対して、試験を受けさせるように依頼していた。ティラノのテキトーな返事から推察するに1月頃に試験を受けていた模様。2年生から8人の生徒が受験したらしい。日本人のお友達のリプリーのMちゃんも推薦されていて、お母さんのSさんに「うちは受けさせてみるよー」ということを話していた。今日の様子では、うちの子の通う小学校の2年生からはティラノとMちゃんだけが認定されたらしい。ティラノの話では、テストの内容は算数ばかりだったみたいなので、その結果にも納得。ティラノはまがりなりにもサイエンティストの息子だし、Mちゃんは薬学部で出会われたカップルのサラブレッドなのだ。
 自分の子供の学力は自分たち夫婦と同程度だとしか思わないし、ティラノは誕生日の関係で、日本の学習のほうが現地校での学習よりも進んでいるので、現地校の学年レベルからするとできる部類になるだけのこと。Giftedという言葉を濫用するない!なんて思ったりする。日本人二人が選ばれているところなんかは、アメリカの(少なくとも低学年の)算数のレベルの低さを物語ってる。
 このプログラムでは、通常の授業を抜け出てふつうのカリキュラムではあつかえないようなテーマに取り組むとのこと。小学2年生のテーマは「カラー」。何をするんだろう?スコミムスを迎えに行ったら、受け付けでいつも顔をあわせる人が、「ティラノ、ジーティーGT(Gifted and Talentedの略)に行ったのね。あれに行っている子たちはみんな大喜びなのよ」と言っていたので、何か楽しく学べるんだろう。