先日スコミムスがサヴァナの家にお邪魔させていただいて、今日はサヴァナが放課後の一時を我が家でスコミムスと一緒に過ごすはずだった。でもスクールバスを降りてきたのはうちの子たちだけ。「あれ、サヴァナは?」と聞いても、スコミムスには全然事情がわからないようだった。というか、今日プレイデイトだったという認識もないみたい。
 夕方、サヴァナのお母さんのキムから電話が。普段は学童保育に行くサヴァナをスクールバスに乗せるためには、保護者から担任の先生宛のレターが必要なんだけれども、そのレターがかばんに入っていたにもかかわらず、サヴァナがそれを見つけられなかったので、担任の先生も、レターなしに子供を通常と異なる行き先に向かわせることができなかったらしい。サヴァナが相当荒れたのか、お母さんのキムはすごく動揺した様子。「あんなに遊びに行くのを楽しみにしていたのにレター一枚のせいでダメになっちゃって、娘がかわいそうでたまらない」という調子だ。
 「迷惑じゃなかったら、もう一度チャンスをもらえない?」というので、いいよ、と言ったら、「明日でもあさってでも」という勢い。明日もあさってもスコミムスとティラノのバイオリンのレッスンで、こちらにはあまり余裕がないんだけど、ま、いいか。スコミムスの初レッスンの前なので、遊ぶ時間が短くてちょっと気の毒だけど、5時過ぎにお迎えにきてもらうことにした。5時のお迎えって、外科医のキムにはつらいのでは?と思ったけど、仕方ないよね。働くお母さんが、娘を喜ばせるために必死になる気持ちが伝わってくるな〜。合ったこともないキムだけど、なんだか愛しく思えるよのさ。