キッチンのアップデート!

古いレンジ新しいレンジ
10年か20年選手かと思しき電気のレンジ、4つあるコイルのうち、火力の強い2つがダメになった。どうにかこうにか動く電気製品を買い換えるのには、何かぐっと背中を押すものがないと決心がつかないけど、主力2つがだめなからもう引退してもらってもいいだろうと思った。そこでシアーズより新しいレンジを購入。
日曜日の朝にもかかわらず配達してくれるというので、シアーズの配達がくるのを待ちかねた。やっと来たと思ったら、配達員はダンボールのまま置き去りにしようとするので、別料金のインストールと廃品の引き取りに注文していると説明した。彼がもっていた作業指示書には配達のみと記載されていたのだ。日曜日に働いていて、もう疲れていやになっているのに仕事が増えたとわかってムッとした様子だ。古いレンジをどかしてみたらところ、レンジ専用のはずの電源から別のコードがニョロ〜。食器洗い機の電源か。「これは違法な配線。このコンセント、溶けちゃってるし。ライセンスを持ったエレクトリシャンとしてぼくはここに接続することはできない。」がちょーん。インストールの料金$150も払っているのにやってくれないんだから、お金はちゃんと返してもらえるんでしょうねー。「違法な配線してんのはあんたの責任。いまインストールできないのはこっちの過失ではないのだから、返金しないと思うけどね。」そういうと配達員は、知り合いの電気工の連絡先を言い残して去っていった。
日がかわって月曜日の朝。7時ちょっと過ぎに電話。電気工の人が週明けから早速連絡をとってくれて、小一時間ほどで来てくれるという。なんて感じがいいの!
とても礼儀正しい感じの技師のひとがほんの2,3分で配線トラブルを解決してくれた。実は食器洗い機のコードかと思われた余分な白いビニールのコードは、ずっと昔に違法に配線したのをとりはずした名残であって、他の電化製品には接続されていなかった。つまりただのゴミ。ひどーい。このゴミがぴよーんとついていたために150ドルの無駄ですか???感じのよかったRandy's Electricからの請求は90ドルだった。
最初はシアーズに対してむかっぱらを立てていたけれども、最近いいこと(じゃまな木がなくなって気分よし、近所ではいろいろな花が咲いて嬉しい)が続いていたので、久しぶりにケチがついても仕方ないか、誰かが怪我するとかよりは安く済んだと思って怒りを納めようと思った。