昨日、2ヶ月ぶりに精神科医の診察。Depressionの状態が落ち着いているとの判断で、ADDをどうしようかという問題にステップアップ。わたしのほうは素人に可能な範囲で予習はしてあり、ADDの治療を始めようという話が出なかったら、自分からお薬をおねだりしようと思っていた。担当のペリルスティーン先生は、患者にはあまりまともな予備知識がなく、且つ先入観は持っているという前提で、投薬治療を始めることに対する患者(わたし)の抵抗を予期しつつ、ゆっくりと話を始めた。「ADDに関しては、有効な治療法は、専門家の間で一つだけ圧倒的に支持されているものがあるんだけど・・・」と先生。わたしはその・・・の続きがあるのだと思って、耳をダンボにしてじっと待った。先生のほうは、わたしに「それはなーんだ」という質問を投げかけたつもりだったよう。「だから、何だと思うかって尋ねているんだけどー」と先生。わたし、「(もちろん)medicationでしょ。」一瞬、ドーパミンじゃなくて、リタリンじゃなくって、えーっと何をいえばいいのだろうかと迷っちゃったよ。なおも先生がおそるおそる話をするので、まだろっこしいから「先生、わたしは先生のそこの本棚に置かれている"Healing ADHD"とか"Delivered from Distraction"を読んでいて、自分はADDだということには確信を持っていて、何とかするためには薬の助けが必要だってことはわかってます。今日は自分から頼んで薬を出してもらうつもりで来ました」と説明した。それなら話がはやいってんで先生は安堵の表情。VYVANSEを処方された。

さて、今日、VYVANSEの服用初日。気のせいかもしれないけど、普段なら”気になるけど面倒だから後回しにしーちゃお”と思うことに、スッスと取り組めるように思う。うん、家の中が(お客さんでもないのに)微妙にきれいかも。長ーいはしごを登るのに躊躇していた高所の窓掃除もついに達成。実はこれ、子供向けに作られた薬で、しかも最小限度の処方なんだけれども、初日にしてしっかり効果を感じた。ちなみに肉体労働の後で疲れているし、目もしょぼしょぼしているのに、今現在、眠りに落ちるのに苦労している。副作用もばっちりじゃーん。