スコミムスのクラスメート、ステファニーの誕生パーティー。土曜の1時からのパーティーなので、普段なら育英に行かせるために出席を見合わせるところなのだけれども、キンダーに入ってすぐに名前を覚え、親しくしている様子のお友達なので、特別に育英を早退させてパーティーに連れて行った。
 自分のバイオリンのレッスンの後に、グイを預かってくれているトリケラの研究室へダッシュ。グイを引き取って、大慌てで新日本堂で一週間分の和食の買い物。急いで買い物した甲斐あって、育英にいくらか時間の余裕をもって到着。駐車場においた車の中でグイと一緒にお弁当を食べた。11時40分頃にスコミムスを教室へ迎えにいき、トイレに立ち寄ってすぐバースデーパーティーの会場へ。育英から、地元まで1時間の道のり、日差しはきついし、昼食後で眠いし、すごーく遠く感じた。つかれたびー。
 乳製品にアレルギーがあってチーズを口に入れられないグイが、供されたピザを食べたがったり、ピニャータのときに拾ったおかしをいれるための紙コップをもらえなかったといってスコミムスが泣いてしまったりして、面倒なこともあったけれども、ちょっと無理してでも参加した甲斐のあるパーティーだった。この秋にこの町に引っ越したばかりという人と、家購入の際のアドバイスをもらったり、ジョリーというクラスメートとのプレイデイトの約束をすることができた。スコミムスは、いつもティラノのプレイデイトにつきあわされるばかりで、彼女のためのプレイデイトというのはめったにできない。それを気にして種をまいていたのが、すこしずつ実を結んできた感じ。スコミムスには同じ年頃のお友達と遊んで、たくましさとか、社交性を身につけてほしいところ。
 バースデーパーティーでは、たいてい高校生くらいのアルバイトの人が、ピザ、ジュース、ケーキを配ったりする。気が弱いスコミムスは、気分がほぐれていないと「おかわりがほしい」とかって言えない。おにいさんが「ほしい人は手をあげてー」って言ってくれるときにはしっかり手をあげてるんだけどね。ピニャータのコップがないときには、一言「コップ、ください」くらい言えるようにならないと。こどもがパーティーを楽しんでいるのを、周囲でぼさっと見ている親もそうなんだけど、つるむ仲間を見つけるか、さもなくば、友達がいなくてもその場を楽しめる便利な性格になるかしないと、パーティーって結構しんどいんだよね(表情は「お誕生日おっめでとー!!!」ってニコニコしつつ)。