写真日記着物

hiico2005-02-23

 着物をきてオペラに行こうか、どうしようか迷った挙句、海外で着物で観劇された方のホームページに影響されて
http://members.jcom.home.ne.jp/kyoichiro-h/index.htm)、がんばって着物を着た。母の形見の真珠のブローチ兼帯留をつけて、やはり母の翡翠の指輪をつけていった。わたしとしては母も観劇に同行させているつもり。着物は祖母からタンスごと半ば奪うような形で譲り受けてきたものの中から、モダンな感じのする小紋に、金一色の帯を締めた。一番外側は、義母から譲られたコート。遠目には真っ黒に近く、近くで見れば黒とえんじの市松みたいな模様で、とってもきれいで便利な一枚。こうしていろいろな縁のあるものを身にまとうことができるのは着物の楽しみの一つだと思う。祖母の着物はわたしには小さ目だけれども、心をこめて着れば、ちょっと足りない点があったって全然問題ないよね。