ヨラーム先生のもとでの、初めてのティラノの正式なバイオリンのレッスン。悪いくせをゴマンとかかえているティラノ、先生の鮮やかな指導で、正味40分くらいのレッスンの間にも音がどんどんかわっていった。
 弓を動かすときに、バイオリンの弦を支えている駒と平行に弓が走るようにするとしっかりしたいい音が出せる。ティラノは弓を持った手ががちがちで手首やひじを使いこなして弓を駒に対して平行に動かすということがまだできない。これを母親が「平行になるように動かして」と口で言ったところでうまくいかない。先生から教えられた練習方法では、エチュード一曲を弓の違った部分で弾き分けるようにする。最初に元のほうで、次は肩からひじにかけてを固定したままでも弾ける位置=おおまかにいって弓の真中あたり、そして最後にひじをのばしきって腕をやや前に出すように動かす必要のある弓の先のほうの3つの部分。右手の動きを3つに分けて、それぞれの位置での動きを理解したところで、それらを全部組み合わせた動き=全弓で同じエチュードを弾く。
 わたしもティラノと同じ練習をきっちりやれば上達しそう。お高いレッスンだけれども、レッスンの様子をDVDに録画してくださるので、生徒本人以外も恩恵にあずかることができることを考えればかえってお安いくらいだ。




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