銀座もとじの男のきもの (別冊家庭画報―きものサロンMOOK)
父に送料分をおねだりする格好でアマゾンで購入し、実家に送りつけて、父に日本から送ってもらっていた本が今日届いた。七五三の祝着の揚げをおろして何度も着るうちに、ティラノが着物に興味を持った。それはいいんだけど、男の子の着物は5歳以降、品物がほとんどなくなってしまう。どうにかしてあげたいなー、でも男の人の着物のことなんてよくしらないし・・・。そう思っていたときに見つけたこの本。初心者にわかりやすいように、着付けの基本が紹介されていた。
 特記すべきは本についてくるDVD。実際に着物を着る様子が種類別に紹介されている。ティラノの目がくぎ付けになっていた。「あの人、きれいに(帯を)結んでいるね」とか「ふーん、そうなんだ」と言葉が出るくらいにおもしろかったらしい。ふつうの人が見たら、まあ、男性向けだし、地味な感じではあるんだけど。海外にいて、日本というものを、ふつうとはちょっと違う場所から見ているせいで、ティラノは「日本的なるもの」に特別な思いを抱いているようだ。ふつう、小学生の男の子はそんなに着物を着たがらないよね。