今日はグイが幼稚園でいないので、ガーデニングの日にした。
うちの敷地は三角形をしている。最も日当たりがよくてすてきな角には、スペードマークのような葉の形で、赤紫っぽいような濃いピンクのような小さな花をつける、名前の不明な木がある。去年の秋に大胆に枝を切っておいたつもりなのに、夏に帰国していて戻ってみたら、ジャングルのように生い茂っていた。枝がしなってどでーんと地面にかぶさるのと、のびる勢いがすごいのでジャングルっぽいんだ。そこにまた、葉が長くてウチの人力芝刈り機ではかれないような強力な雑草がはえていて、一層、うっそうとしている。枝のほうは、日本から持参した折畳式のささやかな鋸でギコギコ。もうちっとパワーがあるものが使えると作業ははやいだろうけど、その分、怪我したときに程度が酷くなるだろうからなぁ。草のほうは、先日購入した、エッジャーという芝生の端をきれいにきりそろえてくれるパワーツール(充電式)で格闘。円盤の刃が草を切るのかと思っていたのに、どこにも刃がない。ようやくみつけた刃物らしいものは、カッターナイフくらいのささやかなもの。よくわかんないけど、ウイーンと動かしてみたらちゃんと草が刈れたので、あまり気にせず作業していた。だんだん慣れてきて、スイッチを切ったあとに惰性で働いているのを、脇からそーっとのぞいてみたら、なんと釣り糸のように巻かれていて最後にちょぼっととびだしている白い紐状のものがぶんぶん振り回されて草が刈れるらしい。そんな切れるようには見えないんだけど、すごいや!おかげで、ジャングルから、手入れの悪い人んちの庭くらいには昇格したかな。
4時間くらいずっと外で働いたので、クタクタだ。でもクロッカスとチューリップの球根も植えられたし、グイが幼稚園でいない時間を満喫(おとといは幼稚園をぬけだして病院へ行かなくてはならなかったので、損した)。春が楽しみ。今年の春に、咲いているチューリップを植えたら、鋭利な刃物で全部切り取られた(人間の仕業)上に、球根も掘り返されてしまった(動物の仕業)ので、今度はすぐにはやられないように、一応な松葉でカモフラージュして鹿対策。いやいや、それにしても疲れた。