今日は本当はグイの幼稚園主催のピクニックが夕方5時からあったんだけど、すっかり忘れていて、うちの子3人と同じ年のお子さんが3人いらっしゃるドイツ人のサビーン(旦那さんはフランス人、子供たちは英語、ドイツ語、フランス語の順に使いこなせるそう)と子供たちを招いてプレイデイト。(びよさん、ごめんなさい!)今週はこのプレイデイトのために家を片付けたいのに片付かないのでずっとプレッシャーがかかっていた。こんなにストレスになるなら、もうしばらくはプレイデイトはしたくないな、なんて思っていたけど、終わってみると、久しぶりに大人の人とゆっくりおしゃべりができてと〜っても楽しかった。わたしには外見ではヨーロッパの人もアメリカ人も区別がつかないけど、ヨーロッパの人の忌憚のない意見は、アメリカ人からは聞かれないもので、非常に興味深いものがあった。
例えば、ヨーロッパのキリスト教徒はアメリカのキリスト教徒よりも世俗的なのだそうで、サビーンアメリカの人が「毎週必ず教会に行くべきだ」と言っているのを聞くと、教会に行く回数で信仰の深さをはかるなんて、と違和感を抱くのだそうだ。帰り際になってスコミムスとグイの部屋をのぞいたサビーンは「ここが女の子たちの部屋なの?Cosy(居心地のよい、暖かい雰囲気の)ね。Oh, this is lovely! This is lovely!」そこからベッド談義にはいって、ヨーロッパでもベッドで寝るけれども、アメリカとはベッドが違うと教えてくれた。ベッドの高さがアメリカほど高くなく、ボックススプリングを使わず、上に載せるマットレスはもっとずっと固いそう。日本でふつうに使用されているベッドもヨーロッパ式だよなぁ。アメリカ以外の外国も見てみたいなぁという気になったわさ。
ビーンはヨーロッパを離れてアメリカで生活することを快適だと思ってはいる人だけれども、アメリカやブッシュ政権への批判は遠慮なくするのでおもしろい。彼女も普段アメリカ人とつきあっていて言えずにいることを言いたい放題言ってすっきりしたのか、「ああ、いろいろとおしゃべりできて楽しかったわ」と笑顔で去っていった。