ヤク物治療も少し落ち着いてきて、付き合い方がわかってきたところ。午前中は子供3人が出払い、午後は幼稚園で疲れたグイがうまく昼寝して静かという素晴らしい一日に、わたしは昨年末に申し込んでいた書道の通信教育の課題に取り組んでみることにした。これがまあ、ここ一ヶ月でこんなに楽しい日があったかしら、というくらい、筆を握るのが楽しくて。自分は初心者なので、楷書の課題を一枚提出するだけだと思っていたところ、案内をよく読むと、行書、草書、新古隷も添削してもらえるらしい。行書も草書も一度もやったことがないので、はっきりいってどう書くのかわからないけど、生徒なんだからどんな恥をかいてもいいよねと思って、とりあえずチャレンジ。やってみたら、あんまりわけがわからないので笑いが出てしまったけれども、楷書のカチカチとした世界と違うおおらかさを経験してみて快感!一日中書きつづけて、終わってみたら35枚も半紙を消費していた。こんなに集中できるんだから、ゾロフトSSRIということになっているけど、絶対にドーパミンにも働いてるなと確信。

*写真:右側6文字が初体験の行書で、右が楷書。「兄弟というものは、同じ父母から生まれたのだから、一本の木の枝のようなもので、仲良くしなければいけない」という意味だそう。一日かけて練習したのに、一番最初に書いた一枚とあんまり違わないようだけど、まあ、こういうお稽古事は毎日コツコツやるものだからねぇ(画像にしてみてみると、またバランスなどを違う目で見ることができて、勉強になりますな。一言でいうと”恥ずかしい〜”。草書も添削用に書いてみたけど、あまりにも酷い出来なので画像はなし)。かーっと何かにはまった後、すぐに飽きてしまうことに実績のある私、dopamine re-uptake inhibiter を摂取しながらだとどれくらい続くか、自分としても興味深いところ。