ドクター・トルクの元を離れて以来、あまりこの話題を日記に書く気がなくなっていることに気づいた。療養している状態に慣れて、受け入れられるようになってきているのかな。ドクター・トルクに「Zoloftを75mgに増量して、それで疲れるということはない?」と聞かれて、その時は体調にかわりはないような気がしたので「別に」と答えた。でも増量したからといっていい感じでもなく、夕方だるいなとは思った。それで、50mgに戻して、そのかわりにトラゾドンを0.5錠から1錠に増やしてみているところ。前にトラゾドン1錠を試したときはとにかく寝付けなくて困った。そこで0.5錠+別の睡眠薬にしていた。でも、最近は夜更かし(といっても10時とか)していると眠気がくるので、そういうときは寝付くために睡眠薬をとるのは意識的に避けている。

元来、抗うつ薬トラゾドンで眠ると、午後からの疲労が比較的軽いように感じられるし、睡眠中に苦しくないので、その点は肯定的に評価している。ルネスタだと覚醒はしなくても眠りつづけるために格闘したような疲労感が起床後に残る。アンビエンは寝付かせてはくれるけど苦しい感じがもっと強いのでルネスタよりも嫌い。トラゾドンなら睡眠の質がいいのはうれしいけれども、でも起床後の状態は三者の中で一番悪い。いつまでも眠気が残る。
 生活の質を落として(じゃなくて敢えて、”現状にうまく対応して”と表現しよう)、子供たちにはbuy lunch(カフェテリアの一食$2.10のランチを購入)してもらってお弁当作りの負担をなくし、子供たちの登校時に、できないときは自分が起床して朝食の準備をしなくてもトリケラに任せてもいいと割り切るようにしている現状では、お昼前のグイのお迎え以降に調子がいいことが大事。そういうニーズにはトラゾドンが一番応えてくれるというワケだ。
 朝、起きたい時間に満足感をもってすっきりと目覚め、午前中には細かい事を言ったらキリがない家事をてきぱきと片付け、昼の休憩を挟んで午後も一踏ん張りして子供のお稽古に付き合い、夕方は家族のために料理する喜びを噛みしめながら台所に立つ。夜の入浴で疲れを癒した後にしみだらけの顔の手入れをちゃんとこなし、子供達の歯をぴかぴかに磨き上げて「ムシバイ菌はやっつけたから心配しなくてもよい」と言い、三人三様のリクエストに応じてそれぞれが納得するまで好きな本を読み聞かせ、今日も良い母親であった自分に満足してふとんに入る。ソンナ生活ガ送レル主婦ニ、ワタシハナリタイ。(あれ、夫は一度もでてこないなぁ???強いて言えば、料理するところと顔の手入れをするところが夫向けかな・・・。・・・ダメ?・・・)