放課後、歯科医のオフィスで、上の子たち二人の歯をクリーニングしてもらった。夜、図書館でやる「パジャマストーリータイム」に行ってみたかったので、ダッシュで夕食を済ませた。本当はお風呂にも入れてから行きたかったんだけど、それは無理だった。
 何人くらいの子供達が集まるのかしら、20人?30人?と思っていたら、実際のところ、ほんの10人未満だった。3歳から8歳まで対象となっていたけれども、就学前の子供ばかりで、キンダー以上は家の子たちだけだった。みんなパジャマを着て、ぬいぐるみも連れてきていた。ティラノはパジャマは恥ずかしいというし、とても寒い夜だったので、ティラノもスコミムスも普段着でいったんだけど。7時から始まるストーリータイムの後、小さい子達は本当にそのままベッドへ直行なのかも。
 ウォームアップするわよ、とライブラリアンが声をかけて、ラップのリズムにのった一週間の曜日の歌で体操。次に「おやすみとおはよう」の本(本当のタイトルは不明)。左からページをめくっておやすみの部分から読み始めて半分まできたところで、本をさかさまにひっくり返す。ひっくり返した状態で左からページをめくるとおはようの部分になる。本の半分がさかさまに印刷されていて、朝と夜で本をひっくり返すのを楽しむという趣向。アイデア賞ってところだね。2冊目の「ジンジャーブレッドマン」のお話の途中で、グイがもそもそと歩き出してお話の邪魔になったので、わたしはグイを連れて退室した。窓から中をのぞき見ると、スコミムスはレベルが合っているらしく、一生懸命聞いている様子。ティラノは、あぐらをかいた姿勢で座ってくださいという指示に反し、足をびよーんと伸ばし、腕を後ろについて上体を後傾させたダラーンとした格好で話を聞いているので、もしかして退屈しているかも、と心配した。
 会が終わったところで感想を尋ねたら、スコミムスは「とってもおもしろかった!今度はわたしパジャマで来たい!」ティラノはまた来たいと言ったり、もう来ないと言ったりしたけど、「ぼくは寝巻きは着ないけど、いるかのぬいぐるみを持って行きたい」と言っていたから、ま、楽しかったのでしょう。

Sちゃん、Happy Birthday!