こわい夢

 先日みたこわい夢で、緊急時に子供が救急車を呼べなくて困るという状況になった。とてもドキドキした。目が覚めてから、ティラノとスコミムスに”911”(警察と消防)に電話をかける練習をさせた。「おかあさんが高いところからおっこちて、頭から血が出ていて死にそう!」って言ってみて。二人ともそのような緊迫した状況を表現する英語が思いつかない様子。ティラノは「僕が何か言っても、こどもだからって信じてもらえないかもよ。誰かほかの大人の人と電話かわってって言われるよ」という。「ちゃんと状況を説明すればわかってくれるはずだよ。"My mom fell down."とか"My mom is bleeding. I need help."って言えばいいよ」と言ったらそれなりに納得してくれた。さあ、スコミムスの番。「おかあさんが血を流していて死んでしまいそう!」って言ってご覧。「んー・・・。」間違ってもいいから、なんか言って!「んー・・・。"My mommy dead."・・・?」救急車とか警察が来てくれそうだから、それでもいいか。
 さて、今日の夢は、台所から物音がするので様子を見に行ったら、侵入者が棒状の武器を持って襲ってきたというところから始まった。逃げなきゃ、家族に危険を知らせなくちゃと思って寝室のほうへ走るうちに、話がすりかわってしまって、迫っている危険が火事になっていた。グイは両親と同じ寝室にいるけれども、ティラノ、スコミムスはそれぞれの部屋にいるという設定(現実にはスコミムスはまだ一人では寝られないんだけど)で、夢の中の二人は窓から逃げようにも逃げられないで泣き叫んでいた。非難用のはしごを一つだけ持っていて、それは2階に置いてある。でも1階にある子供たちの部屋の窓も地面からは少し高い位置にあるので、飛び降りたらねんざか骨折くらいはしそう。それよりも、窓から脱出しなくてはいけないのに、高さがこわくて降りられないことのほうがこわい。
 というわけで、今から非難用のはしごと窓ガラスを割るハンマーのショッピングをしようと思う。