サンクス・ギビングの休日。先日はじめて御宅にお邪魔したKさんに、今度は家にあそびにきていただいた。この間、お客さまをお迎えしたばかりだというのに、もう家の中がぐちゃぐちゃなので、昼食の準備の前に、片付けがわんさか。
 K家には3年生の男の子と幼稚園年中さんの女の子がいらして、うちのティラノとスコミムスがそろって楽しく遊ぶのにぴったり。Kさんは日本で6年も茶道をされていた方で、今月上旬にあったインターナショナル・フェスティバルでお茶のデモンストレーションをされた。(御点前の後に、お着物姿で折り紙のブースの前を通りかかられたときにお目にかかったけれども、着崩れ一つしていなかった。スバラシイ!)
 子供たちはまだ一緒に遊ぶのが2回目だというのにすぐに仲良しになった。こういうプレイデイトでは、男の子のグループが女の子のグループのいやがることをしてわざと泣かせる、という展開もありがちなのだけれども、今回はそんなこともなく、お母さんたちはおしゃべりに集中できてハッピーだった。最後にはティラノの開発した宝探しゲームに4人一緒になって熱中し、その後をグイが追いかけて歓声をあげながら駆け回るという光景まで見られた。5人一緒に楽しく遊んでいるなんてはじめてみたよ。
 Kさんと私は着物のことをいっぱい話し合った。わたしは帯揚げがきれいにできないのと衿がくずれてしまうので困っている。衿元はきちんと補正すれば問題解決できるとご教示いただいた。和装ブラジャーで胸をつぶすだけでいいと思っていたけれども、落ち窪んだ胸元にハンカチなどをあてるとよいとのこと。帯揚げはKさんも難しいとおっしゃっていたので、少し気が楽になった、なんて言ってたらいけないのかもしれないけど。しぼりのほうが締めやすいとおっしゃっていた。わたしも常々そう思っていたんだけど、紬の着物には縮緬地もあわせたいし、なんとかもう少しきれいに結べるようになりたいな。