わたしにはこの世にいる3人の子供のほかに、妊娠17週で空へのぼってしまった双子の男の子がいる。その流産をきっかけに、「天使の会」という子供を亡くした親のためのメーリングリストをやってきた(http://www.circle.ne.jp/ml/angel/)。たくさんの人の死別の体験と接するうちに、心理学とかカウンセリングに興味を持つようになった。アメリカに渡った当初、せっかく心理学の先進国に来たのだから、トリケラのおまけ、あるいは夫の留守をあずかるだけの主婦というのではなくて、短かった双子の命にも存在意義を与えられるような、専門的な仕事ができたらいいなと夢見て、地域の大学で心理学の講義を受けたりしてきた。
 チャペルヒル(=アカデミックな町)への引越しが完了した暁には、素敵な心理学のコースに行けたらいいな〜と思っていたけれども、実際にいざ大学へ戻ろうとすると、色々色々色々色々色々色々いろ〜んな障害があって、なかなか思うようにいかないんだな、これが。所詮、わたしはそんな器ではなかったんだ、と諦念してみたりして。
 易きに流れようとしているところへ、天使の会のメンバーさんからの情報で『誕生死』の続編が出版されるというニュースが。誕生死・想―262通のハガキにつづられた誕生死
勇気が足りなくて躊躇してきた、来年横浜で開かれるSIDS国際学会
http://www.sids.gr.jp/jp/invi_main.html)への参加に応募してみようと決心した。ポスター発表だったらまだ参加の余地があると、SIDS家族の会会長のステファニーさんからメールをいただいていい気分なのだ。アブストの締め切りが1月末なので、ちょっと頑張らないと。




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