先月の水道代の請求がやけに高かった。原因はトイレの水もれと判明。朝トリケラは「別にもれてないみたいだよ」と結論して出勤していってしまったけど、じゃらじゃらとはっきりと音が聞こえてきたので、やはり!となったわけ。
頼りにしているLowe'sへ出かけて、プラミングコーナーのお兄さんに声をかけた。水位をとおりこして水が出てきてしまうというと説明をしたら、「君に必要なのはこれ」と7ドルくらいの頼りなさげなトイレ修理キットを見せてくれた。おもむろに箱を開けて、手順を一通り説明してくれた。もごもごと話す人だったし、そんなに一度になにか言われても覚えられないよ〜って感じだったけど、ともかく親切に話してくれるので一生懸命聞いた。
さて家に戻っていざ修理にとりかかってみたら、んんん〜っと頑張っても、壊れている部分がとりはずせない。たぶんこの家が建ったときからずっとついたまんまなのであろう古いトイレタンクの中の部品は金属でできていて、がっちりと着けられている。家にあるツールでは歯がたたないと結論して、さっき再びLowe'sへ行ってきた。
これからがんばってくるづら。

(つづき)

水位調節器をタンクの外側から支えているナットが新しい工具で回って喜んだのもつかの間、水道につながる管との接続部がぜ〜んぜん回らない!てっきり調節器と同体なのかと誤解するほど、がっちりくっついていた。もうトイレ丸ごと取り替えるべきなのかと思った。もう疲れちゃったので、インターネットで便器を検索して値段でも調べようかと仕事を投げ出すつもりでトイレを離れた。ところがパソコンの前に『ホームインプルーブメント1−2−3』があって、何となく読み始めるはめに。便器のとりかえ方を見ていたら小さいコラムの欄に、”水周りの仕事をしていると、ど〜〜〜してもナットが回らないってことがある。そういうときは、油をさす、金属用の鋸で切れ目をいれ、そこにドライバーを差し込んでねじ壊す、ナットを壊す専用の工具で壊す、などの手がある”と書いてあった。油をさすってどの油がいいのかよくわかんないし、たまたま金属用鋸が家にあったのが不幸の始まり。油をためす前に、破壊工作にはしってしまった。これがもう、大変で大変で。鋸が作業できるスペースに対して大きすぎて、壁や便器(コワレモノ)に当たらないように鋸をひくので非常に効率が悪かった。そして作業スペースが狭いので、無理な体勢で作業するのも苦痛。見にくい場所をにらみながらで、なんだか目が寄って頭がくらくら。3時間くらいかかって、とうとうそのナットは破壊できた。そして晴れて水位調整器はタンクに挿入できた。
ところが破壊したそのナットは水道とタンクをつなぐ管の一部だったので、タンクと水道をコネクトできなくなってしまい、今日の作業はこれまで。さびてて気持ち悪〜くなっていた管なので、新品にできるのは嬉しいけど、ただ、明日運動会だし、続きができるのは日曜になりそうなので、まあ、トイレが不便だな、という結末。はぁ〜、疲れた。