一体、昨日は何をして過ごしたんだっけ???雨だったから、台湾土産の筆を使ってお習字するほどのエネルギーはなかったみたいだな。今日はグイが幼稚園なので、午前中に書いてみようと思っていたのに、のんびりシャワーを浴びたり、ついでにシャワーカーテンを漂白したりしているうちに、あっという間にお迎えの時間になってしまった。
早朝覚醒による睡眠不足だったので、必死にグイと一緒に昼寝。何しろ、午後3時からはバレエと合気道のハシゴだからな。もっと眠りたい気持ちは残ったけど、うまくグイと一緒に寝入って、小学生の帰宅とともに活動再開。今週で3回目になる、チャペルヒル-ヒルズボロ間の往復は、だんだんみんなが慣れてきて、比較的スムーズにいった。
帰宅後、夕食にとりかかるエネルギーはなく、お習字しないのがどうにも無念だったので、子供達の空腹はとりあえず駄菓子でまぎらせて、音程のはずれたバイオリンの練習に神経を消耗しながらも、とにかく、父の台湾土産の筆を使ってみた。
最初はのりで固められているので、どんな毛なのかはわからない。節くれだった竹の軸は、いざ字を書くつもりで構えてみると、持ちやすくとてもいい感じだった。毛のほうは、第一印象ではやわらかそうだったけれども、実際に書いてみたら、結構強かった。びよーんとバネが効く感じで、左のハライはねらったよりもシャープに決まってウヒヒ。縦と横の線はもともと苦手なので、難しく感じた。紙が違うと、また違った感触が味わえるんだろうな。筆っておもしろーい。
書いたのは”春在一枝中”。二月の禅語。1時間の練習の最後に書いた一枚は、台湾の職人さんの手作りの印を押して、故郷宛のエアメールの中。下手なので写真は撮らなかった。