二週間ぶりの診察。優しくて、わたしの下手な英語にもイライラした様子を見せない、だから話しやすいとってもいい先生なのだけれども、精神科領域の専門家ではないので、そこはかとなく頼りないような・・・。診察中にお医者さん用電子辞書?みたいなので、薬の種類とか調べてるし。相手がいい人なので言いにくいなぁと思いつつ、頑張って、「専門家に診てもらいたい」と伝えた。アメリカ人だからそういうことは口に出さないけど、「力及ばず残念」という気持ちは表情ににじみ出ていた。先生、捨てられた子犬のように見えてかわいそう。一生懸命、治そうとしてくれたんだよなぁ。・・・立ち去りがたかったサ。
ともかく一つハードルを越えて、次が精神科医探し。別に紹介状がなくてもみてもらえる保険に入っているけれども、先生が知っているところの名前と電話番号を教えてもらった。電話越しに初めて話す相手に、事情を説明して予約を取るといういやな作業を先延ばしにしたいところだけれども、薬が切れるに任せていいわけでもないので、がんばって紹介された病院に電話してみた。そこがどんな仕組みになっているのか、まだよくわからないけど、電話が引き継がれて引き継がれた末に喋った受付の人は、「うちの先生はその保険と契約してないわ。」他にも精神科医が所属しているけれども、それぞれの予約は個別の電話番号に問い合わせなくてはならないらしい。
さて、スタート地点に戻り、保険会社に提携している専門医を尋ねるというのはまた新たなハードルだ。気持ちは結構がんばったのになあ。次の予約を入れるという、安心できる地点に到達できなかったのは残念。電話は心理的抵抗が強いので、まずインターネットを使ったけれどもログインできず。しょうがないので、やはり保険会社のカスタマーサービスに電話。いいお姉さんで、てきぱきと用件を済ませてくれた。ラッキー♪
この人に見てもらえたらいいなと思う先生が見つかり、次は先々まで予約がつまってそうなそのお医者さんのオフィスに電話しなくてはならない。でも、そこまでたどり着いたのが業務終了時刻の数分前だった。すべりこむのはやめて面倒を一日延ばし。