久しぶりに隣人で小児科医のスーザンと立ち話。「あたたかくなったし天気もいいし、調子いいんじゃない?」とさらりと言われたので、「実はADDなんだなってことがわかって、いろいろとねー」と打ち明けたら、スーザン自身、そして大学生の長男と長女もADDなのだと教えてくれた。なーんだ、そうだったのか。スーザンの子供たちは小学生の頃から服薬してきたそう。スーザン(小児科医!)は普段は薬なしで診察をこなしているけれども、学会、委員会、会議など、レポートをまとめたり、スケジュールを立てるなどの、どちらかというと彼女が苦手とする仕事をどうしてもしなくてはならないとき、それに、旦那さんとダンスのレッスンに行くときには薬を使うという。
翻って我が家の話。トリケラは子供のころから今に至るまで忘れ物大王。"Healing ADD"掲載のチェックリストで自己診断を試みたところ、著者の説では6種類あるADDのうち、わたしは3つのタイプ、その上トリケラも1つのADDのタイプに当てはまることが判明。もちろんプロによる正式な診断ではないものの、トリケラの忘れっぽさが普通の範囲内に納まっていない可能性が高いことがはっきりした。"Healing ADD"には両親が二人ともADDな場合、その子供はかなり高い確率でADDになるという。あわてんぼうであせりんぼうなティラノとグイ、それにスローで自分独自の世界に浸るのが好きなスコミムス。タイプは違えども、3人ともADDの気はあるなー。特に、学校で担任の先生から「能力はちゃんとあるはずなのに、集中して作業に取り組まないために、勉強に遅れがでている」と指摘されたスコミムスには、診察を受けることを真剣に考えはじめていたところ。「でも薬はちょっとどうかなー」と躊躇していたところ、お向かいさんでは既にそれを何年もやってきたことがわかったわけだ。気になること、不安なこと、よく理解できないことを相談できる相手が見つかったので、とても嬉しい。