ティラノは一週間のバイオリンキャンプを終え、一回り成長した。アンサンブルの楽しさがわかり、他の人につられて使える弓の量が増えた。セカンドバイオリンを務めたハイドンのカルテットの音程はひどかったが、ファーストバイオリンだったモーツァルトのカルテットは、本番でも練習と同程度の演奏ができた。始まる前は泣くほど嫌がっていたけど、最終日には「もっとやりたかったのに、もう終わっちゃうなんて残念」という気持ちになっていた。
あー、ご苦労なこったい、と息をついたのもつかの間。明日の日曜日の夕方には"Nora the Nonapus" (『9本脚のタコのノラ』)のオペラの練習に行かなくてはならない。月曜の朝からバイオリンのレッスン、夕方にはオペラの本番の会場でのリハーサル、そして火曜日の夕方には最後のリハと、夜7時から本番となる。この2週間ほど、とてもよく頑張ったので、もうとても「がんばれ」とは言えない。「気楽に、楽しんでおいで」ってところかな。

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ちょっとだけ宣伝♪
Nora the Nonapus
07年6月19日、午後7時より
Paul Green Theaterにて
http://www.playmakersrep.org/genPage/index.pl?pgid=20
大人10ドル
子供無料

http://www.longleafopera.org/page.php?mode=privateview&pageID=33