「ぶーぶー」

 「ぶーぶー」boo-booはちょっとした傷、かすり傷のことです。初めてこの単語と出会ったのは渡米して間もなくのこと。隣家のティラノと同い年の双子たちと遊んでいったときに、双子の片方のデリックが、"Look. I got a boo-boo."とすりむいたひざ小僧に貼ったキャラクターの模様が印刷されたバンドエイドを見せに来てくれたのです。もう7歳になってしまったデリックも当時はまだ3歳で、全体的に発音が不明瞭だったし、しかもぶーぶーという言葉をしらなかったので、どう返事をしたらいいものやら困りました。バンドエイドがかっこいいから自慢したかったのかな、と誤解もしましたし。子供のほうは無邪気に(相手にろくに英語が通じないなんてこともわからないしね)話し掛けてくれているのに、会話が成立しなかったので申し訳なく思いました。
 街中や学校で子供が転んだりすると、大人はまず"Are you okay, sweety?" と声をかけ、スリキズができた場合も、時にはそうでない場合も"Oh, you got a boo-boo?"と顔をしかめてあげます。




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